共同住宅設備簡易診断のススメ
設備とは人間に例えれば「内臓」です
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共同住宅の設備診断とは?

 共同住宅に設置されている様々な設備(給排水設備、電気設備、換気設備、消防設備、エレベーターなど)が、現在どのような状態にあるのかを専門家が調査・検査することです。人間でいう「健康診断」のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。

 

1.なぜ共同住宅の設備診断が必要なのか?

 共同住宅の設備は、日々の使用や経年劣化によって必ず老朽化が進みます。目に見える劣化だけでなく、配管内部の腐食や電気設備の劣化など、目に見えない部分で問題が発生していることも少なくありません。

 マンションでは、大規模修繕工事を定期的に行って、構造躯体自体は安全な状態でも、竣工以来、設備の更新工事は、ほとんど行ったことが無いという所も多く。ある日、水が出なくなったり、建物の電気が落ちてしまって復旧できない等、生活が出来ない状況になってしまうこともあます。

 また、賃貸物件の場合、マンションの様に定期的な高圧洗浄を行っていないため、ある日、トイレの排水が溢れて来た等と、退去につながる事故が発生して、資産価値を落としてしまうリスクもあります。

 よって、特に築年数の古い共同住宅では、「転ばぬ先の杖」として早急な設備診断が推奨されます

 

2.設備診断を行う主な目的

 劣化状況の把握と早期発見: 設備の劣化状況を正確に把握し、問題が小さいうちに発見・対処することで、大規模な故障や事故を未然に防ぎます。

 安全性・機能性の維持: 設備の異常が原因で、漏水、停電、火災などのトラブルが発生するリスクを低減し、居住者の安全と快適な生活を確保します。

 

長期修繕計画の見直し:

 設備の寿命や劣化の進行度合いを診断結果に基づいて評価することで、長期修繕計画の費用や時期の妥当性を確認し、必要に応じて見直します。これにより、計画的な修繕が可能になり、無駄な出費を抑えられます。

資産価値の維持・向上:

 設備の状態が良好に保たれている共同住宅は、居住環境が快適であるだけでなく、将来の売却時にも高い評価を受けやすくなります。

法令遵守:

 特定の設備(消防設備、エレベーターなど)は、法律により定期的な点検・報告が義務付けられています。設備診断はその義務を果たす上でも重要です。

 

3.設備診断の主な内容

 設備診断の対象となる設備は多岐にわたりますが、一般的には以下のような項目が含まれます。

 

給排水設備:

□給水管・排水管の腐食、詰まり、漏水の有無

□貯水槽・高架水槽の衛生状態、劣化状況

□ポンプ、給湯器などの動作確認、劣化状況

□内視鏡調査や抜管調査による配管内部の確認

電気設備:

□分電盤、配電盤、幹線設備の劣化、接続不良の有無

□漏電ブレーカーの動作確認

□非常用照明、非常用発電設備(設置されている場合)の動作確認

換気設備:

□換気扇、ダクトの動作確認、汚れ、詰まりの有無

□排煙設備の動作確認

消防設備:

※法律で定められた定期点検が別途行われますが、診断でも確認できます。

□消火器、自動火災報知設備、スプリンクラー設備、避難はしご、誘導灯などの設置状況、動作確認

その他:

照明器具、インターホン、共用エアコンなどの一般的な設備の状態確認

照明器具については、遵法性(現在の建築基準法などに適合しているか?)についても、把握することができます。

 

 診断方法としては、目視調査、打診調査、専用の機器(内視鏡、照度計など)を用いた非破壊検査、一部を実際に取り出して調べるサンプリング調査など、多岐にわたります(簡易診断では、破壊/機器を脱着しての調査は行いません)。

 

4.設備診断の頻度と実施主体

 設備診断の頻度は、設備の種別や共同住宅の築年数、規模によって異なりますが、一般的には大規模修繕工事の検討段階(築10~15年程度が目安)や、長期修繕計画の見直し時に行われることが多いです。

 また、法律で点検が義務付けられている設備については、それぞれの法令に基づいた頻度(毎年、数年に一度など)で専門業者による点検が行われます。

 設備診断は、専門的な知識と技術が必要となるため、一級建築士事務所や設備診断を専門とする業者に依頼するのが一般的です。

 共同住宅の適切な維持管理快適な暮らしと資産価値を守る上で、設備診断は非常に重要な役割を担っていると言えるでしょう。

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給排水

給排水管とは人間の血管と腸に該当します

給排水設備は、共同住宅で最も頻繁、かつ深刻なトラブルを発生させます。

 

専有部内の事故例:

上階からの、キッチン、浴室、トイレ、洗面所などの給水・給湯管、排水管からの水漏れが下階に漏水。

自室の浴室の排水が出来ない、汚水が溢れてしまう等。

 

共用部の事故例:

縦配管の漏水が、廊下を浸水させてしまう等。

 

・・・こんな事故を未然に防ぐために。

 機器や配管の一部を取り外したりしない範囲で、内視鏡に拠る配管内部の状況調査を行います。

 これに拠って、明らかに配管類の劣化(錆コブの発生等)が進行している場合には、有償の診断に進むことになります(健康診断を受けて悪い所があったので、人間ドックに入る等と同じです)。

 もちろん、「まだ大丈夫そうですね」となる場合もあります。それなら安心です。

電気設備

電気設備とは人間の神経に該当します

もし、停電が発生したりブレーカー落ちた時に復旧できなかったら?

電気設備のトラブルは、頻度は多く無いものの、一度、発生すると生活への影響が多大です。

 

専有部内の事故例:

住戸内分電盤のトラブル(築年の古いものだと、漏電遮断器が付いて無い場合があり、最悪、火災に至る場合もあります)。

 

共用部の事故例:

共用部メインブレーカーが落ちてしまう等。

また、露出配線の被覆が劣化し、子供が誤って触ってしまい、感電してしまう事態も。

 

・・・こんな事故を未然に防ぐために。

 専門家が診ることに拠って、共用部も各戸内もブレーカーや配電盤類の製造年月を把握できることが出来、既に交換期に達しているか?等の判断が可能です。

 また、配線類についても、例えば紫外線に対して弱いものなのか?が把握できるので、リスクを早く発見することが出来ます。

 特に、電気設備は専門家でないと、触るのは(近づくことも)非常に危険な設備であるため、必ず、専門家に診断を依頼してください。

機械設備

給水ユニットは人間の心臓に該当します

現在、「増圧給水ユニット」を導入している共同住宅が多いと思います。

年に1回は、点検をしている筈ですが。何年前に設置(または交換)したか?把握している管理組合様(または賃貸物件のオーナー様)は、どのくらい、いらっしゃいますか?

実は、増圧給水ユニットは、設置後10年程度で、内部のポンプ類等の交換(オーバーホールと言います)や、更に10年後は、ユニット自体を全く新しいものに交換することが推奨されています。

 

ある神奈川県の自主管理マンションですが。

定期点検の報告を受けた際に、「(2台並列の)ポンプの1台が​止まっています。もう1台が止まってしまうと、ユニットの交換が必要となり、発注に時間を要するので、1週間くらい断水することになります。」と言われ、慌てふためいた・・・という話を聞いたことが在ります。

ユニットの外箱はピカピカなので、誰も注意しないのですが、実は内部では、こんなことが起こっていることが多いのかもしれません?

上記の定期点検の報告書を管理組合(またはオーナー)様で、良く読めばリスクを把握できるのですが、なかなか「危機が迫っている」とは思えないかもしれません(正に、人間の心臓に良く似ています)?

 

簡易診断では、内部の調査までは出来ませんが、専門家が見ることに拠って、一般の人では分からない製造年月を特定することが出来、少なくとも「オーバーホール(または交換)の時期に至っているか」の判断は、可能です。

水が出なくなれば、生活が出来ません。

築10年以上の共同住宅であれば、必ず、調査を行っておきたい事項です。

 

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概要

会社名 ARCE
住所 東京都東大和市南街5丁目24−4 203
1Fが「世界の料理」"マゼラン"。とても評判のレストランです。
電話番号 090-2641-5307
営業時間 9:00~18:00

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